人生は死ぬまでの暇つぶし  自然にその日を迎えるまで、サバイバル(健康・経済・社会情勢・天変地異・・・)  真実、真相、本質、一を知りたい

★イギリスがEU離脱した理由  3

★イギリスがEU離脱した理由 ←今回の件の解説は明快すぎる感じで、そのまま受け取るのは注意が必要かなと思います・・・
そこで、★イギリスがEU離脱した理由  2に続いて3をご紹介します ↓

358:mikionz:2016/06/26 (Sun) 11:47:34 host:*.com.bn
英国の国民投票の結果についての次のブログの記事と、それに対する最初のコメントとのやりとりがとても興味深いです。

https://blog.ladolcevita.jp/2016/06/25/pandoras_box_called_brexit/

英国で起こっていることは米国で起こっていることと同じで、システムに対する大衆の反乱だと思います。この反乱の兆候
は英国だけでなく、ヨーロッパの各地でも見られます。

歴史的に戦争ばかりやってきたヨーロッパが、欧州連合(EU)という形で戦争の神マルスを始め色々な魑魅魍魎たちを封じ
込めたのに、そのやり方のしわ寄せが大衆に来て、今やそれら大衆の不満がEUシステムに向けられるようになりました。

欧米の知識人らコスモポリタンたちは、このパンドラの箱からこれら危険な魑魅魍魎が再び飛び出してきて、ヨーロッパ
がかつてのような戦場に戻ることを恐れています。

しかし、見方を変えれば、EUシステムは、新自由主義によるグローバル化のヨーロッパ的な現れであり、同様のシステム
が米国でも支配しています。そして、このシステムに対する反逆が、サンダース現象、トランプ現象として噴出しています。

世界各地で今起こっていることを見て感じるのは、普遍的なシステムで地球上の多様な人間共同体を統合するという発想
に対し異議が上がっているのではないのかということです。つまり、普遍で個別を統合する方法への疑義です。

普遍による個別の統合とは、華厳経の哲学における「理事無礙」(=普遍と個別の間に障礙がない)を指します。これが問題
となった今、これに代わるものを探すなら、同じく華厳哲学の「事事無礙」(=個別が普遍を通さずにやりとりし、そこに障礙
がない)に行き着きます。

そこでは、普遍的な原理が個別を統合しているのではなく、ただ全ての存在の基底(あたかも大きな画布=カンバスのようなもの)
の上で、多様な個別が共存している状態ではないかと思います。

東南アジアでは、このような異質なものの共存がすでに見て取れます。北東アジアでも同じようなあり方が可能ではないかと
思います。事事無礙の原理に基づいた東アジア共同体が、これから形を現すかもしれません。

grnba.bbs.fc2.com/

★ 掲示板:『放知技(ほうちぎ)』 ★彡さんちより転載しました(敬称略)m(_ _)m




Brexitというパンドラの箱

昨日の朝、「なーんだ、結局杞憂だったんじゃん」って夫と笑い合ってからいつもの騒がしくも平和な日常に戻るつもりで起きた。 ところが、Twitterフィードがおかしい、FBフィードもおかしい。

最初は何が起こっているのかわからない、現実が理解できない、呆然とひたすらニュースを読みあさる、そして24時間以上経った今はショック、そして怒り、悲しみ、まだ信じられない、そしてまた怒り・・・
これは、ほぼ全額ポンド建ての我が家の家計資産が一夜にして毀損されたとか、不況になったら自分の仕事はどうなる?、とかそういう個人的な経済上の問題で はない。 私たちの子どもたち世代の将来に、何十年にも渡って根深く悪影響を与える取り返しのつかないことをしてくれた、という怒り・悲しみである。

最初に前提を確認しておくと、私はビザ上は夫(オーストラリア人)の”UK Ancestry Visa”という「祖父母の誰かがイギリス人でコモンウェルス市民なら来ていいですよ」というビザの配偶者という形でイギリスにいるので(*1)、イギリ スがEUの一員かどうかは直接的には私のビザステイタスには関係がない。 イギリスが自国内のEU住民を全員国外追放したとしても(そういうことは人道上 起こりえないが)、私のビザには関係がない。 そういうテクニカルな問題とは別に、私たちがロンドンにやってきた理由(*2)は他の aspirationalなEU出身の若者とほとんど変わらない。

*1・・・参照:『大英帝国の末裔ビザ』
*2・・・私はいつも「イギリス」と「ロンドン」を使い分けている、東京が日本の全てではないのと同じ。 私たちがロンドンに来た理由はこちら


ロンドンは簡単に言うとヨーロッパの首都である(「世界の首都」とまで言う人もいる)。 そうはっきり言ってしまうと語弊があるので、みんなあまり大きな 声で言わないだけ。 EUのみならず世界中から大量に人が来るのは日本の高度成長期に地方から大都市に仕事を求めて大勢の人が上京したのと本質的には変わ らない(*3)。
ロンドンは多文化で、だからこそ多様性に寛容で、リベラルで市場主義でクリエイティブでオポチュニティーに溢れている。 今年の5月に世界の大都市では歴 史上初めてイスラム教徒を市長に選んだ。 アメリカでは「イスラム教徒入国禁止」などと叫んでいる人が大統領候補である一方で、イスラム教徒を市長に選ん だロンドンを誇りに思ったLondoner(ロンドンっ子)は多いはずである。
*3・・・参照:『グローバル上京物語』『ロンドンにとっての地方』『Frenchman in London』『ロンドン栄光の時代?』


今回の国民投票結果データはBBCのサイト(“EU Referendum”) で自治体別の結果が見られるが、私の住んでいるRichmond Upon Thamesは残留派69.3%、離脱派30.7%、以前住んでたLambethなど残留派78.6%、離脱派21.4%である。 これは外国生まれでイ ギリス市民権を持たない住人(800万人いるロンドン全体で200万人弱、私も含む)と選挙権があっても投票しなかった人口(若者が多い)、17歳以下の 若者を含まずにこの率だから、体感的には残留派が大多数。 道理で離脱派は周りにほとんど見ないわけである。 

今回、最終的には残留派が勝つと見られていたため昨日は大混乱だった。 日本ではたいして注目されていなかった英国民投票の結果が市場で大混乱を巻き起こしたことに対し、めいろまさんの「イギリスがEU離脱した理由」が わかりやすいと大拡散されていて驚いた。 内容はいつものめいろま節だけど、「離脱に投票した一般人はポピュリストの情報操作によって、記事の内容を信じ こまされている」というポイントが完全に欠けている。 この記事を読んで「そりゃあ、これだと移民は嫌だと言うイギリス人の気持ちがわかる」というコメン トが溢れていて仰天した、この「説明のわかりやすさ」が元凶だと言うのに。

子どもの人数が増えたので学校に入れない子が出てきた、病院の救急病棟の待ち時間が4時間、不動産が値上がりして一般サラリーマンが普通に家が買え ない、EUの押し付ける法律がバカらしい・・・これらはこの国が抱える問題としては全て事実である。 ところが、問題の元凶が移民にある、というのはこれ を政治利用したい保守党一部と右派である独立党(UKIP)のレトリックである。

まず、学校が足りない問題。 これは移民による人口増もあるが、一番大きいのは2000年以降のベビーブーム(*4)。 移民の生殖年齢の女性は全 人口から見ると限られている、イギリス人が産んでるからこそ子どもの数が増えたのである。 ちなみに出生率は最新のThe Economistによると長引く不況で落ち込んだそうであるが、小学校の入学問題は数年前の出生率を反映している。
次に病院の問題。 これは最大の原因は高齢化と平均寿命の伸び、また肥満化により病院にかかる人が増えたからである。 移民の平均年齢はイギリス人の平均 年齢より若い。 しかも基本的に働くために来ているので、若く健康でよく働く。 移民が増えたことによる地方財政への負担増ではなく、イギリス人自身が高 齢化し長生きし肥満化しているから病院が逼迫しているのである。 高齢化は先進国共通の問題だし、肥満と貧困は密接に関連している。 地方の不況により、 地方の自治体にお金がない、というのもある。 これはグローバル化の進行による都市と地方の格差の問題。
そして不動産価格が高騰している問題。 特にロンドンで顕著だが、最も大きい理由は建築規制で高層ビルが建てられず、また広大なグリーンベルトと呼ばれる 開発規制がかかった地区がロンドンを覆っているからである(*5)。 ちなみに上記の通り、最も不動産価格が高騰し住宅が足りないロンドンはイングランド の中で最も残留支持が多い。
*4・・・参照:『働く女が産んでいる』
*5・・・参照:『ロンドンと摩天楼』

もう英メディアでは多く報じられているが、今回、離脱票が最も多かったのは移民が最も少なかった地域であり、残留票が多かったのは移民が最も多かった地域である。
The Guardian : Fear of immigration drove the leave victory – not immigration itself

日本では、老人に離脱票が多く若者に残留票が多いというニュースも報じられているが、老人 VS 若者という単純な構造でもない。
EU Referendum demographics
上のグラフはガーディアンのこの記事か らだが、老人でも大卒だと残留派が多い。 移民も来ないような地方の低学歴ワーキングクラス(労働者階層)・ミドルクラス(中間層)が、精神論でアンチエ スタブリッシュメントなポピュリスト政治家の言うことを信じてしまったのである。 つまり日本で例えると地方のマイルドヤンキー(高齢マイルドヤンキー含 む)が東京都民の大多数が反対するにも拘らず、右派に同調してしまいそれが「国民の声」として「民意」となってしまった、に等しい。

「学校が足りないのも病院が混んでるのも全部The Economistに書いてあるから、新聞読めよ」と言いたいところだが、まさにanti intellectualism(反知性)が勝ったのが今回の国民投票だった。 EUという巨大で複雑なインスティテューションを移民というわかりやすい 争点一点で切り取ってしまった。

History of europe banana
上は国民投票前に拡散されていたツイートだが、完全に同意する。

ヨーロッパの歴史:
戦争
戦争
戦争
戦争
戦争
戦争
戦争
バナナでもめる

正直言って、俺、バナナでもめる方でいいわ。#残留派

EUの最大の功績は数世紀に渡って戦争ばかりしていたヨーロッパ諸国がEUになってからは一度も戦争をしていないことにある。 ナショナリズムで二 度の大戦の戦場となり、記憶に新しいところでもナショナリズムによりユーゴ紛争で民族浄化が起こっている。 統一市場による経済成長という最大の戦争抑止 力でもってきたEU、(前述のめいろまさんの記事にも出てくる)「スーパーで売るバナナが曲がっていてはいけない」という奇妙な法律ができても「バナナくらいでガタガタ言うな」というのが普通の人の感覚だと思う。
自国(national)の利益や自由を多少犠牲にしてでも超国家(super national)の利益の観点に立ちましょう、というのが当初の精神で、EUは加盟しても脱会することはない片道切符の行政機構だったはず(そういう制度設計にももちろん問題はあるが)。

昨日だけで以下のことが起こった。
– スコットランドが再度、英国連合からの独立を問う国民投票実施を示唆
– アイルランドのシンフェイン党がアイルランドの再統一呼びかけ
– フランスの極右政党がBrexitに続くFrexit呼びかけ
– スペインがジブラルタル(英領)のイギリスとの共同領有を提案
– オランダの世論調査でオランダでも国民投票実施を支持する人が過半数を上回る
– 以下、略
パンドラの箱は開いてしまった。
友人のスコットランド人は「実家に電話したら”スコットランドはみんな独立したがっている”、と言ってた」と半泣きである。 同じ国に住んでいると思って いた家族といつの間にか別々の国に離れてしまった・・・これって東西ドイツ、南北朝鮮、ユーゴスラビアetc. 戦争の世紀だった20世紀に至るところで起こっていた風景では・・・

住人の半分が移民出身でグローバリズムの恩恵を受けているロンドン人の間でもイギリスを離脱する”Lexit”してEUに残りたい、という署名が集まっている。

私たち自身は「リベラルで差別・偏見がなく公平な民主主義社会に移ってきたつもりなのに、私たちの子ども世代に何をしてくれた?」という気持ちが強 い。 が、正直言って私たちのような人は社会の空気が不穏になったらいつでも家を売って荷物まとめて出ていける、来たときと同じように。 結局、今回、離 脱票を投じたような人たちが最も影響を受けるのである。 そこに今回の問題の根深さがある。

14 responses to “Brexitというパンドラの箱

  • 行方丕明

    留学で渡英後、そのまま英国企業に就職して Tier 2 General ビザを取得しヨークシャーに居住している者です。

    個人的にはロンドンとロンドン以外の差異は、東京と東京以外の差異より大きいと感じます。The Economist 読めよと書かれても、私の住んでいる都市(人口40万・都市圏人口200万)で買える店を見たことがないし、FT や Guardian ですら売っている所は多くない。よしんば売られていたとしてもヨークシャーメンは周囲に posh と言われるのを恥じて読まないと思います。記事全体はまあ正論だと思いますが、失礼な話、なにかロンドンと地方の感覚的ズレを見たような気がしました。

    この辺りの庶民層は金融危機以降バンカーへの不信感も強く、英国のGDPの多くをシティが稼いでいることは知っていても、内心では滅んでしまえと 呪っている。キャメロンとオズボーンは離脱の経済的デメリットを訴えるよりは、経営者層の給与に上限を設けて最低時給を引き上げる公約を空手形でも出すの が戦術的に有効だったろうと思います。経済的合理性のもとでは低い給与とゼロアワーに甘んじるしかない人にとっては経済的合理性はいくら科学的でも結局 「敵の理論」でしかない。

    シンガポールでは世論の突き上げをうけて外国人雇用税の引き上げ(移民制限)に舵を切っていますし、アメリカ大統領選は既成政治の否定が大きなうね りになってるし、イギリスも昨年はSNPの躍進や労働党首選で既成政治へのノーが強く出てましたし、反グローバリズム・反エスタブリシュメントが左派右派 それぞれの形で世界的に力を増している流れの上では、離脱と結果が出るのはいたし方なかったのかなと個人的には受け止めます。サッチャー以前はストップ・ ゴーと揶揄されるほど選挙に経済が翻弄された国ですし。

    とりとめのない感想で失礼しました。今後も記事を楽しみにしています。


    • la dolce vita

      コメントありがとうございます。
      全くおっしゃる通りだと思います。 私の周りはみんな離脱の結果に仰天してましたが、仰天してる方がナイーブだったのでしょう。

      >キャメロンとオズボーンは離脱の経済的デメリットを訴えるよりは、経営者層の給与に上限を設けて最低時給を引き上げる公約を空手形でも出すのが戦術的に有効だったろうと思います。

      私は「そもそもこんな重要な議題を国民投票で問うな」、「既成政治へのノーなら総選挙で言え」と思ってますが、相当な激震だったので現状の格差への是正案は何か出されるのでしょう。 それにしても今のカオスがすごすぎて笑えません。

  • 行方丕明

    > それにしても今のカオスがすごすぎて笑えません。

    私の職場でも24日は午前中はあちこちでショックだーと話に花が咲いてましたが、2時間もするとほぼ通常モードで淡々としたものでしたね。いたって Keep calm and carry on でした。

    私は学生時代を京都で過ごしましたが、イギリス人と京都人はなんか似ているなと思います。排他的だけど有益なお客さんにはとても優しい、伝統を重ん じつつ新しいものを取り入れるのに貪欲。離脱しようとスコットランドに独立されようと、イングランドはおそらくしたたかに生き延びていくんだろうと思いま す。

  • あき

    漏れてくる報道では、みな残留が多かった。
    本当に離脱するなんてロンドンのマスコミはこれっぽっちも考えてなかったのが良くわかる。
    離脱に投票したほうも、euroが何かなんてわかってなかったし、シェンゲン協定も理解してないと思う。
    でも投票は行われたし、イギリス人はアイリッシュより
    よっぽど煽動されやすいのは証明されてしまった。
    円高やめてほしい、、、

  • MoriHiro (@NWtyger)

    シアトルでは真夜中頃のBBCニュースが「Brexitだ」と言い出したので、あれ、52%でRemainのはずでは?とびっくりしてい たらキャメロン首相の敗北スピ-チが流れ出しました。ああ、驚いた。それでなくても物騒な世の中が、より不安定になるのはありがたくないです。どう見回し ても、この乱世を無事に漕ぎ抜けることができそうなリーダーがいないのは本当に怖い。

  • 労働者

    ロンドンの壁ができる前にスコットランドに移住するべきですね。

  • guchi

    日本に住んでいては知り得ないことも幾つか知ることができました。

    しかし「統一市場による経済成長という最大の戦争抑止力」には同意できません。
    EUができたから戦争が無くなったのではなく、戦争の痛みを味わったから戦争が(今のところ)ないのです。
    日本の憲法9条よりはEU内で話し合いの場があるということで、戦争の抑止力になる可能性はありますが、
    EUがバナナのことを決めているようでは戦争を止める能力があるか懐疑的になってしまいます。

    歴史的には経済格差や不平等感が戦争の引き金になってきました。
    Social grade はHigher education やAnnual income と相関します。
    そしてこれは世代を越えて保存されやすいものです。
    (世界中でその傾向は強いので、イギリスではもっとそれが保存され易いはずです。)

    イギリスではEU内では高福祉なので、まだ不満は削がれていたのでしょうが、EUによって潤っているのは大都市居住者や経営者のような人が多く、労働者にはその恩恵はあまり実感できないのではないかと思います。
    富の分配機能がイギリスですら十分でなかったということは重大なことで、多くの連鎖を生むかもしれないと思います。

    再び極左政権が東欧を支配したら困ると思い、EUは急いだのかも知れませんが、加盟国の追加や移民のルールについては性急すぎたということで、移民の受け入れはゆっくりやるべきだったと思います。

    富の分配装置としてEUが機能するには文化も言語も、所得格差も違いすぎたのかなと感じます。
    まず経済協定を結んだり、経済支援したり、人材交流させたりと旧社会主義国を取り込むのは時間を掛けた方が良かった。
    変わるべきなのはEU側でしょう。

  • kat

    私は今回メイロマさんという人を初めてフェイスブックのシェアで知りましたが、子供の頃長年イギリスに住み、また大人になってつい最近ま で住んでいたものとしては、全く違和感を持つ彼女の解説だったので、驚いていました。彼女は投票者の気持ちを代弁しているのはよくわかります。まさしく彼 女のロジックでこのような投票結果になったと思います。でも、その背後のロジックは事実関係とは違うので、まるであたかも移民が悪い、それがファクトだ、 と書いている彼女には違和感。人種偏見ではないんだとは言いますが「東欧の人間」を「ユダヤ人」と置き換えれば、最終的にはracismの種だということ に気がつくと思いますが。  そんな中、誰かがこちらのページをFBにあげていました。明確な説明。私もエコノミストファンです。これ、拡散されてないの 残念!  友人が言っていましたが、今回の結果は結局「経済成長の恩恵が十分に再分配されていない社会の現象」と。まさしくその不満の爆発だったんでしょ うね。 私は米国が一番長く、そのバカっぷりに悲しみ、British superiorityに思うところがありましたが、pot, meet kettle!

  • From TOKYO

    日本の国内状況から類推するに、現地での受け止め方はこの通りなんでしょうね。貴重なレポートです。
    ただこの文面からは良くも悪くも、世界のどこにでも移り住める富裕層が予想外の貧民の反乱に対して苦々しく思う気持ちが滲み出ていますね。
    グローバリズム対ナショナリズムだけでなく、リッチ対プア、インテリ対フールの対立構造も内包した結果だという事なのでしょう。
    集団の中の諸問題の責を身近な異物に負わせるのはナチスを持ち出すまでもなく歴史上の常套手段です。充分な警戒が必要です。お気をつけを。

  • rosso

    いやいや、石原慎太郎を4選している東京こそ右翼化してるのをスルーされては困りますね…
    >日本で例えると地方のマイルドヤンキー(高齢マイルドヤンキー含む)が東京都民の大多数が反対するにも拘らず、右派に同調してしまいそれが「国民の声」として「民意」となってしまった

  • 英国コメディー・ファン

    今回の国民投票には法的拘束力が無いのだから、国政に何か変化が欲しければ、取りあえず反対の離脱をぶち上げるものですよ。
    地方の低学歴労働者層が変化を求めていて、現状に満足するインテリ層や若年層が変化を嫌っている、ということでしょう。
    目立たなくても日本のインテリは、銃殺事件前には離脱派優勢とか、歴史文脈的に離脱の可能性が高いとする記事を出してましたよ。

    冷戦中からNYやウィーンでは役人天国の国連も国連職員も嫌われていて、サッチャー時代にEU議会も同じことになると言いながら統合を頑張ったのは、冷戦後の経済混乱に備えるためだったような。
    まあだからEU域外での紛争が増えても無事だったわけで、確かに良い保険でした。
    それでも離婚できない結婚は不自然なので、離脱の前例をうまく作るチャンス、トルコ加盟前にEUにも良い経験になるでしょう。
    それでも離婚できない結婚は不自然なので、離脱の前例をうまく作るチャンス、EUにも良い経験になるでしょう。
    傑作コメディーが生まれるのが楽しみです。

  • ぬまきち

    考えさせられる。これを書いている方は、自覚がないままに敗北宣言をしているのだけど、つきつめると「”リベラルで差別・偏見がなく公平な民主主義社会”は、地方の低所得低学歴を見下して、何の恩恵も与えてこなかったでしょ?そのツケだよ」というお話であるよう。
    その状況で「ロンドンは人口の半分が移民だから、ロンドンだけ独立しようぜ」という話が周囲で盛り上がっているというあたりで、この人たちの「リベラルで 差別・偏見がなく公平な民主主義社会」はここに至っても都市住民は地方の貧者・弱者との対話は無理という皮肉のきいたオチがついている。
    「俺ら、ちょっと見えてないものがあったな。反省して地方もみんなで幸せになれる方法を探そう」とは決してならないから、きっともっと対立は深まっていくのだろうなあ・・・

  • kuromu

    模型業界で働いているものです。
    イギリスの友人とは飛行機模型と塗装工具で仲良くなったのですが、地方と低層労働者にすべてのツケを押し付けた反動
    はこれからすべての国家で起こるだろうと言われました。



blog.ladolcevita.jp/2016/06/25/pandoras_box_called_brexit/
Yoko Kloedenさんちより転載しましたm(_ _)m



*立ち位置によって、受け取り方も様々、こうした事は我々にも起こってくることで、この機会に見聞を広めておきましょう!





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